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はじめまして 鍬型研究所です

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「よし、独立しよう」 そう思ったのは、2022年秋でした。 当時、私は前職の会社で経営サイドの役員をしておりました。 立場柄、調査研究現場に直接関与することはできなかったのですが、 様々な案件の報告を受ける度に、20年超の年月によりつくられた様々な引き出しが、「開けてくれ」と叫び始めたのです。 その引き出しの中には、企画立案を行うためのアプローチや、調査分析を行うための方法論、雑学を含めた様々なコンテンツが、一応は整理された状態でしまってあるのです。 この引き出し達、まだまだ使えるな、まだ空きがあるじゃないか そう思ったとき、自分の残された人生をどのように生きていくかが自分の中で明確になったわけです。 鍬型研究所とは、私の友人がアイディアだしをしてくれた社名です。 私は、長年オオクワガタを育てておりまして、友人達はそのイメージが強かったのだと思いますが、クワガタという言葉の響きが、私のイメージしていた会社像にスッと溶け込んできたのです。 独立する前は、プロパーの研究員としてはあがりに近いポストをいただき、それなりの立場と後ろ盾を持ち、シンクタンクの経営というものを学ばせていただいていました。 独立するということは、その立場と後ろ盾から離れ、お飾りのない一人の初老の人間として、地面に足をつけることを意味します。 それを考えると、横文字research&consultingのような社名はどうもイメージにあわず、一人の人間としての人間くささが漂う社名が良かったのです。 ところで、クワガタとは「鍬形」ではなく「鍬型」としております。 つまり、昆虫の鍬形ではなく、農具の「鍬」を意味しています。 「鍬」とは、人間が生み出した優れた農具です。 鍬型研究所では、鍬で土を耕すように、丁寧に問題を掘り起こし、丁寧に耕して、収穫を得ていきます。それが、私たちが考える鍬スタイルのリサーチ&コンサルティングです。 詳しい事業内容は、ホームページをご覧いただければと思います。 これまで、本当にいろいろなテーマのお仕事をさせていただきました。 住宅や不動産に関することなら、概ねはご対応可能かと思っております。 最後に、このホームページは、限られた予算とインフラ環境のもと、西東京ヤギサワベースの中村晋也さんに作成いただきました。改めて感謝申しあげます。 そして、前職退任の際に心強い言葉をかけて頂い...