鍬型・タガヤス、第二期を終えて 人の手でタガヤス会社を人の手が救う

 あっという間の二年間


組織を退任し、独立をしたのが丁度2年前の今頃でした。

それまでのリサーチ&コンサルティングの仕事を、より地域に根差して丁寧に行う理念のもと、5月に鍬型研究所を設立し、その翌月にタガヤスを設立しました。

鍬型研究所の「鍬」は農具の鍬を意味しています。

機械ではなく、手に鍬を持って、地域を丁寧にタガヤス。

つまり、

  鍬=リサーチ・コンサルティング機能=Think

  タガヤス=実践的まちづくり機能=Do

の関係にあるのです。

理想はそれとしてありましたが、組織を離れ、果たしてオノレの力で歩き続けることができるのか。

何度も事業計画を見直し、クライアント掘り起こし表を見直し、眠れぬ夜を過ごしました。


人の手でタガヤス会社を人の手が救う


独立したはいいものの、当然ながらすぐに仕事があるわけではありません。

そんな時、メッセンジャーの通知が。

  「紹介したい人がいるんだけど、あってみませんか?」

とか

  「こんなことやりたいんだけど、相談に乗ってもらえませんか?」

など。

うれしかったですね…本当に。

放っておけば、タガヤス力も失ってしまうような人間に、一緒にタガヤしてくれる人達、タガヤさせてもらえる地を与えてくれたのです。

温めていたアイディアはたくさんありました。それをカタチにしてご案内したところ、多くの方に共感いただき、なんとか二期目を終えられたのです。

タガヤスのメンバーは、皆さんご自分の会社をお持ちです。もしくは個人事業主です。

ただでさえ忙しい中、タガヤスの活動に参加いただきました。感謝しかありません。


第三期はこんなことをします


第三期はいろんな意味で勝負の年だと思っています。

第二期までは、それまでに頂いたご縁により助けて頂きました。

第三期は、独立した後の2年間で、どれだけ良い仕事ができたか、人を大切にできたかが返ってきます。

また、鍬型・タガヤスというブランドをしっかりとした形にしなければならない年でもあります。

そんな中、幸いなことに、ある古民家のオーナーをご紹介いただきました。

これは、独立した後にご縁をいただいた方からの紹介だったため、ある意味、鍬型・タガヤスの2年間が報われたのかな、とも思っています。

今期は、ご紹介いただいた素晴らしい古民家を拠点として、私が理想とする不動産の再生、そしてまちづくりを行っていきます。

このプロジェクトには、多くの仲間が集まってくれました。

恐らく、3年間くらいはわちゃわちゃとやっていると思います。またタイミングを見てお知らせいたします。


なによりも健康づくり


独立して気付いたことがあります。

健康が一番大事であること。

今ごろ気づいたのか、とお𠮟りをうけるのですが、正直申し上げて、これまでは「がむしゃら」であったのです。そしてストレスを抱えていることが平時であったのです。

もちろん、独立した後もがむしゃらでした。しかし、ふっと我に返った時に気付きました。

  「あ、健康診断してないや」

我が家は、まだ子供も手のかかる年齢のため、少なくともあと10年はこの体を持たせる必要があるのです。

  10年…長いですね。。

恐らく、今まで蓄電したものを放電し続けるだけでは、電池切れになるでしょう。

これまからも蓄電しながらの日々。

つまり、学び続ける日々となります。


鍬型・タガヤスの第三期

皆さま、どうかよろしくお願いいたします。


合同会社鍬型研究所 代表社員

一般社団法人タガヤス 代表理事

小沢 理市郎



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