移住したい人・した人・地域に貢献したい人と0番線
昨日、長野県の某市に行って参りました。
ここでは、ある不動産再生のプロジェクトが進められようとしています。
私もプロジェクトメンバーの一人として打ち合わせに参加したのです。
不動産再生については、これまでの様々なカタチで様々なプロジェクトに関わらせていただきましたが、
このプロジェクトの打ち合わせは、魂を揺さぶられ、
ものを創りあげる時の原点を見せられているような、そんな思いになるのです。
集まっているプロジェクトメンバーは
地域をもっとイキイキとしたまちにしたいという強い思いを持つ地域の宅建業者さん
大企業に勤めながらも、このまちに移住し、このまちの魅力にとりつかれたエリートサラリーマン
いろいろな地域の情報を集め、見て歩き、このまちに移住を決めた地域おこし協力隊の方々
リーダーである宅建業者さんとタッグを組み、このまちのブランディングに長年取り組んでいるアートディレクター
東京の大学で建築を学び、このまちの魅力にとりつかれた建築士
リーダーの宅建業者さんも愛知県に生まれ、東京の大学を卒業した後、このまちに移住してきた人物である。
つまり、このまちに魅力を感じて移住してきた人
そしてこのまちが好きで地域に貢献したい人
このような人たちが、不動産という空間を用いて、このまちの心のよりどころを創り
このまちの魅力を高めひろめ
このまちのファンをもっと募ろうとしているのです。
よって一つ一つの発言が、自身の実体験に基づいていたり
強く熱い思いが込められたりしているので、外野から参加している私にとっては
一つ一つの言葉を受け止める際に、全身に力を込める必要があったのです。
2時間あまりの打ち合わせが終わったあとは、ぐったりでした。。
このような思いが、哲学として空間に込められ、
空間として表現できたら
まさに、人の思いにより再生された不動産再生プロジェクトであろうと思うのです。
今、まさに0番線からのスタートです。
無機質なスケルトンになっている空き家が、色がつき、カタチをまとい、においを漂わせ、
血の通う空間になっていくのです。
このプロジェクトの詳細については、時が来たら具体的な実例としてご紹介していきます。
あるサイトによると、現時点で稼働している全国の0番線乗り場は35か所しかないとのこと。
偶然にも1/35に遭遇しました!
0からの一歩。楽しみにしていただければと思います。
kuwalab小沢
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